これからの夢はなんですか?
- 2012/11/23
- 16:57
二ヶ月以上ぶりでございます。
いい加減もうやめたと思ったでしょ。
私も一瞬そうかなと思っておりました。
忙しかったのでした。本当に。
ここ最近なんで?っていうくらい世の中でいろいろあって
何故か私が担当することになって。
ここ最近が特にすごくて・・・。
大統領選とか中国共産党大会とか解散とか・・・。
ついでに出張が週末に連続してあったりして久々に本当に休み全然なし。
40超えた体が悲鳴をあげまして。
ついでになんと免許が切れてまして。
ここ2年くらいペーパードライバーと化していたので
無免許運転にはならずに済みましたが。。。
新宿で済むところが鮫洲まで行くはめになり、
優良ドライバーでもなくなり、
講習も30分でいいのが1時間になり、
値段も結構取られちゃったりして・・・。
おまけに更新なら5年有効なところが3年。
ペナルティ結構あるんで皆様お気を付けあそばせ。
でも半年以内でよかったよ。(4ヶ月も切れてるのに気づかなかった・・・)
半年超えると仮免からスタート。
つまり試験、実技も筆記も受けなくちゃいけないんだそうな。
ひえー。
クランクだっけ?多分もうできない。
一応マニュアルOK免許だったけど絶対ATじゃないと受からない。
(ていうか、受からない)
神様の最後のお慈悲でんな。
神様のお慈悲といえば、
先日、先に述べた怒涛のようなスケジュールの最後の仕事が
西の方の大学でお話をするっていうもんでして。
英語を棒読みにならないようにどうするか、とか
言葉の一つ一つに息を吹き込むとか、
原稿を読みながら説明した最後に
「蜘蛛の糸」の英語朗読をさせて頂きました。
久しぶりの朗読。しかもライブ。
90分講演した後で(その前12日間連続で働き続けて、しゃべり続けた後)だったりして
喉はやや限界で、若干自信もないまま読んだんですが、
お話そのものがお釈迦様のお慈悲のお話だからか、
途中からふっと声が軽くなって、意識がお話の中にすーっと入って行って、
自然と身振り手振り、声の調子もいつものどすの聞いた声にもどり、
自分でも終わった後ちょっと高揚しちゃう位でした。
朗読楽しいな。
朗読やっぱり好きだなとつくづく思って
恥ずかしながらちょっと達成感なんて感じてたら・・・。
忘れてました。
質疑応答
最大のアドリブセッション。
「いい和英辞典はなんですか?」
(医療辞典とか地名辞典とか専門的なもの以外は
辞書なんてその辺にあるのを使うかネットで調べるかしかしないよ〜・・・。
でもね、多くの場合わからないのは言葉そのよりも「内容」なんで
その言葉そのものよりも背景とかそのニュースの分析に着目して、
新聞やその関連のサイトを調べたり、日本語原稿と照らし合わせたりしています・・・)
「日本語から英語にいつどうやって切り替えますか?」
(家では日本語しかほぼ使わないので、通勤中にBBCのニュース聞きながら
徐々に英語にシフトして、局ついて、いつも隣に座っているカナダ人に
「GOOD MORNING!」と言う時からかな・・)
この位ならまあまだ対応できるのですが、
最後に放り込んできた質問が
「Greenvaleさんのこれからの夢はなんですか?」
ひえー?ゆ、夢ですか???
43歳に夢なんてあるのか?と心の中で自問してた・・・つもりが
つい声になってたみたいで、
顔あげたら笑われてました。
そこではごにょごにょとなんかお茶濁しちゃって・・・。
(日本全国の神話や民話を英語にして朗読してみたいとかなんとか・・・)
焦りながらお辞儀して、講演を終わらせました・・・。
さっきまでの達成感は何処へ・・・。
あなたの夢はなんですか?
若者丸出しの質問。
でも一番重い質問でした。
帰りの新幹線では駅で買った名物「さわら丼」(美味しかった!)を
頬張りながら結構真剣に考えていました。
夢と目標って違うから
こんな番組やりたいとか、
朗読ライブやりたいとか、
源氏の英語朗読完全版作りたいとか、
これらはきっと目標。
夢ってのは、きっと、
ありえないくらい壮大な(例えば源氏みたいな)作品に取り組んで、
自分の納得行く形で完成、発表できた時に
願わくはたどり着いていていたい
自分独特ののパフォーマンス技術、そして知識。
納得のいく、多分今までにない形の朗読の形。
そういう新しい形の話芸に達していること。
なんだろうなー。
って思いました。
夢って実現しないような言葉のイメージで
だからあまり普段使いたくはないんだけど、
でも「目標」を一つづつ確実に達成していけば
夢に近づけるような気もしてきました。
今はまだ私の夢はあまりにもおぼろげで
どんな朗読になるのか
スタイルもパフォーマンスも声も作品も
想像もつかないけれど、その時その時に自分がチャレンジしたい
作品に真剣に取り組んでいけば、いつかきっと
「これ!」っていう作品に巡り会えるんじゃないかなと思っています。
そのためにはやっぱり忙しい中でも
続けないとな、と反省しました。
講演とかってよく西の方からお声かけいただくんですが、
その理由がなんとなく分かりました。
講演後、先生のお一人に・・・
「いやーGreenvaleさん、誰かに似てるかと思ったら・・・
わかりましたよー」
(内心ワクワク・・・誰かな!!)
「英語しゃべる上○○○子ですねー!!!ぎゃははは」
あ、そうですか。
それ、保育園の謝恩会の司会やった時も
大阪出身の保護者(パパ)に同じこと言われた。
その時は日本語しか話しませんでしたが。
「いや、これね、関西で言われたら絶対褒め言葉ですからね、いやほんまに」と
付け加えて下さいましたが、隣の(秋田出身の)ママが困った顔して
「やだー全然ちがうわよね〜。パパ何言ってるのよ〜おほほほ」と
必死に取り繕うとしてたっけね。
今回も他の女性教授陣が一瞬凍りついてました。ははは。
なにをおっしゃる!
話芸の天才と比べて頂けるなんて光栄です。
年を重ねて少しは貫禄もついてきたってことでしょう・・・。
ありがたいお言葉。
あはは。
申し訳ありません。
足元にも及びません。
是非一度ライブを拝聴したいものでございます。
地方の民話、神話の英語朗読。
これも楽しいだろうね。
そういう朗読コンテストとかもやりたいな。
いつか。
いろんな「目標」がモクモクと湧いてきました。
ありがとう、学生くん!
普段質問なんてしないような人らしいですが、
私はあなたを忘れません。
教室の左後ろでパーマかかかったちょっとロン毛の茶髪で
メガネかけてたアーティスト風な君。
あなたのおかげで仕事を言い訳にしてた自分に喝を入れられそうです!
いい加減もうやめたと思ったでしょ。
私も一瞬そうかなと思っておりました。
忙しかったのでした。本当に。
ここ最近なんで?っていうくらい世の中でいろいろあって
何故か私が担当することになって。
ここ最近が特にすごくて・・・。
大統領選とか中国共産党大会とか解散とか・・・。
ついでに出張が週末に連続してあったりして久々に本当に休み全然なし。
40超えた体が悲鳴をあげまして。
ついでになんと免許が切れてまして。
ここ2年くらいペーパードライバーと化していたので
無免許運転にはならずに済みましたが。。。
新宿で済むところが鮫洲まで行くはめになり、
優良ドライバーでもなくなり、
講習も30分でいいのが1時間になり、
値段も結構取られちゃったりして・・・。
おまけに更新なら5年有効なところが3年。
ペナルティ結構あるんで皆様お気を付けあそばせ。
でも半年以内でよかったよ。(4ヶ月も切れてるのに気づかなかった・・・)
半年超えると仮免からスタート。
つまり試験、実技も筆記も受けなくちゃいけないんだそうな。
ひえー。
クランクだっけ?多分もうできない。
一応マニュアルOK免許だったけど絶対ATじゃないと受からない。
(ていうか、受からない)
神様の最後のお慈悲でんな。
神様のお慈悲といえば、
先日、先に述べた怒涛のようなスケジュールの最後の仕事が
西の方の大学でお話をするっていうもんでして。
英語を棒読みにならないようにどうするか、とか
言葉の一つ一つに息を吹き込むとか、
原稿を読みながら説明した最後に
「蜘蛛の糸」の英語朗読をさせて頂きました。
久しぶりの朗読。しかもライブ。
90分講演した後で(その前12日間連続で働き続けて、しゃべり続けた後)だったりして
喉はやや限界で、若干自信もないまま読んだんですが、
お話そのものがお釈迦様のお慈悲のお話だからか、
途中からふっと声が軽くなって、意識がお話の中にすーっと入って行って、
自然と身振り手振り、声の調子もいつものどすの聞いた声にもどり、
自分でも終わった後ちょっと高揚しちゃう位でした。
朗読楽しいな。
朗読やっぱり好きだなとつくづく思って
恥ずかしながらちょっと達成感なんて感じてたら・・・。
忘れてました。
質疑応答
最大のアドリブセッション。
「いい和英辞典はなんですか?」
(医療辞典とか地名辞典とか専門的なもの以外は
辞書なんてその辺にあるのを使うかネットで調べるかしかしないよ〜・・・。
でもね、多くの場合わからないのは言葉そのよりも「内容」なんで
その言葉そのものよりも背景とかそのニュースの分析に着目して、
新聞やその関連のサイトを調べたり、日本語原稿と照らし合わせたりしています・・・)
「日本語から英語にいつどうやって切り替えますか?」
(家では日本語しかほぼ使わないので、通勤中にBBCのニュース聞きながら
徐々に英語にシフトして、局ついて、いつも隣に座っているカナダ人に
「GOOD MORNING!」と言う時からかな・・)
この位ならまあまだ対応できるのですが、
最後に放り込んできた質問が
「Greenvaleさんのこれからの夢はなんですか?」
ひえー?ゆ、夢ですか???
43歳に夢なんてあるのか?と心の中で自問してた・・・つもりが
つい声になってたみたいで、
顔あげたら笑われてました。
そこではごにょごにょとなんかお茶濁しちゃって・・・。
(日本全国の神話や民話を英語にして朗読してみたいとかなんとか・・・)
焦りながらお辞儀して、講演を終わらせました・・・。
さっきまでの達成感は何処へ・・・。
あなたの夢はなんですか?
若者丸出しの質問。
でも一番重い質問でした。
帰りの新幹線では駅で買った名物「さわら丼」(美味しかった!)を
頬張りながら結構真剣に考えていました。
夢と目標って違うから
こんな番組やりたいとか、
朗読ライブやりたいとか、
源氏の英語朗読完全版作りたいとか、
これらはきっと目標。
夢ってのは、きっと、
ありえないくらい壮大な(例えば源氏みたいな)作品に取り組んで、
自分の納得行く形で完成、発表できた時に
願わくはたどり着いていていたい
自分独特ののパフォーマンス技術、そして知識。
納得のいく、多分今までにない形の朗読の形。
そういう新しい形の話芸に達していること。
なんだろうなー。
って思いました。
夢って実現しないような言葉のイメージで
だからあまり普段使いたくはないんだけど、
でも「目標」を一つづつ確実に達成していけば
夢に近づけるような気もしてきました。
今はまだ私の夢はあまりにもおぼろげで
どんな朗読になるのか
スタイルもパフォーマンスも声も作品も
想像もつかないけれど、その時その時に自分がチャレンジしたい
作品に真剣に取り組んでいけば、いつかきっと
「これ!」っていう作品に巡り会えるんじゃないかなと思っています。
そのためにはやっぱり忙しい中でも
続けないとな、と反省しました。
講演とかってよく西の方からお声かけいただくんですが、
その理由がなんとなく分かりました。
講演後、先生のお一人に・・・
「いやーGreenvaleさん、誰かに似てるかと思ったら・・・
わかりましたよー」
(内心ワクワク・・・誰かな!!)
「英語しゃべる上○○○子ですねー!!!ぎゃははは」
あ、そうですか。
それ、保育園の謝恩会の司会やった時も
大阪出身の保護者(パパ)に同じこと言われた。
その時は日本語しか話しませんでしたが。
「いや、これね、関西で言われたら絶対褒め言葉ですからね、いやほんまに」と
付け加えて下さいましたが、隣の(秋田出身の)ママが困った顔して
「やだー全然ちがうわよね〜。パパ何言ってるのよ〜おほほほ」と
必死に取り繕うとしてたっけね。
今回も他の女性教授陣が一瞬凍りついてました。ははは。
なにをおっしゃる!
話芸の天才と比べて頂けるなんて光栄です。
年を重ねて少しは貫禄もついてきたってことでしょう・・・。
ありがたいお言葉。
あはは。
申し訳ありません。
足元にも及びません。
是非一度ライブを拝聴したいものでございます。
地方の民話、神話の英語朗読。
これも楽しいだろうね。
そういう朗読コンテストとかもやりたいな。
いつか。
いろんな「目標」がモクモクと湧いてきました。
ありがとう、学生くん!
普段質問なんてしないような人らしいですが、
私はあなたを忘れません。
教室の左後ろでパーマかかかったちょっとロン毛の茶髪で
メガネかけてたアーティスト風な君。
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