空飛ぶなんとか
- 2012/01/07
- 14:34
FBで「Frying Dutchman」の紹介をしている友人が
いて若者事情に疎いもんで
夫に「ふらいんぐだっちまんって何?」と聞いたら
「クライフ」と即答され
ますます混乱したGreenvaleでございます。
そうなのだ、ヨハン・クライフ(オランダのサッカーレジェンド)こそが
元祖「Flying Dutchman」なのです!
ちなみに揚げる方の彼らはメッセージ性の強いバンドさんでした。
今Human Errorというややcontorversialな曲をリリースしてるらしく
(おまけに尺が17分もあるとか?)FBとかでも話題になってる?そうです。
RとL永遠な課題ですね。
日本人。
ま、間違えて問題無い単語じゃなければいいんじゃないの?
と教え疲れてくるとつい思ってしまう私です・・・。
あ、絶対に間違えてはならない単語ナンバーワンが
「選挙」です。
頼みます。
話戻って…
私にとってFlyingと来たら確実にCircusですが・・・。
あ、ツェッペリンではなくこちらね。
欲しい!!!
今年の自分への誕生日プレゼントはこれかしらん。
(フィギュアはいらないけど...)
で、内容は全く関係ないんですが、
今朝の産経新聞6面の「次代への名言」というコラムが
太宰治の言葉でした。
「軽薄の時流にまどはされず、
颯爽と生きる事に工夫を凝らして下さい。
僕もやるつもり。
いちど捨てた命じゃないか。
お互ひにサ」
昭和21年、36歳の太宰が友人に送った手紙だそうです。
太宰っぽいですねぇ。
この最後の「サ」がなんとも言えません。
それより私がちょっと感動したのが
一番弟子に送った手紙の最後の文。
「教養の無いところに幸福無し。
教養とは、まづ、ハニカミを知る事也」
無知の知をすごく日本人的に解釈した感じがしなくなくもない・・・。
このハニカミにやられました。
ハニカミと言えば遼君。
すっかり立派になっちゃって(近所のおばさんではないのだが)
本当に謙虚にがんばってきたからこその
今の姿なんだろうな・・・。
感心してます。
それにしても
ハニカミ王子とか
ハンカチ王子とかいましたが
私にとってハンサム王子(そのまま)は
やはり
Jude Law。
昨年ロンドンで演じた「Anna Christie」
が素晴らしかったそうですね。
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-14473452
本当は観に行く気満々でしたが
さすがに昨年は海外旅行には行けず・・・。
生Judeの舞台を観ることがGreenvaleの目標です・・・。
と、またしても余談だらけですが、
話戻って太宰。
Greenvaleの高校時代、どういうわけか
太宰を読み漁っている時期がありました。
歯医者の待合室で読んだ
「人間失格」
(虫歯になる自分を心底恨み悩んだものです)
上流階級が小指を立てて紅茶を飲むと初めて知った
「斜陽」
(一週間くらい「お母様」と母を呼んで気味悪がられました)
「女生徒」やら「富嶽百景」やら「メロス」・・・。
あまり明るい女子高生ではなかった模様・・・。
そんなこんなで英語朗読をした日本文学で一番多かったのも
やはり太宰でした。
中でもお気に入りだったのが:
「葉桜と魔笛」
と
「猿が島」
両方とも「え!そうくる!?」というプロットの面白さが
朗読向きでした。
そんなに暗くもないし(笑)
「葉桜」ではなんと口笛名人までスタジオに呼んで
生「軍艦マーチ」を演奏して頂いたという贅沢朗読でした。。。
「猿が島」の方は苦労しました。
というのも「歌声が聞こえる」シーンがありまして・・・
歌詞だけ書いてあるんですね。(当然)
それになんとか節をつけなくてはいけない・・・。
音楽は得意科目ではなかったGreenvale
にとって
The blowing snow
Is calling me.
Calling me
From captivity.
Calling me
From a wreched life.
たったこれをメロディアスに読むということが・・・。
でもまあなんというか単調な感じではありましたが
なんとか乗り切れました。
皆さんならどういう風に歌いますか??
ちなみにこの英訳本の中で初めて読んだ
「The Monkey’s Mound」
ショッキング!ブラック(黒)を通り越してちょっとグロでした。
原文がネットで見つからないんですが
「さるざか」というらしいです。
この他メロスも読みましたが
大人になって初めて理解したのが
「桜桃」。
夫をもって、親になって、納得せざるを得ない
心境が沢山書かれています。
これまたRoger Pulversさんに訳して頂きました。
こちらに全文訳の他パルバースさんの記事も載っています。
http://japanfocus.org/-Dazai-Osamu/3552
是非ご覧下さい。
ちなみにFLYING DUTCHMAN 本来は
「さまよえるオランダ人」というか港に戻れないGhost Ship
の事のようですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Flying_Dutchman
夫に教えてあげたら「俺はサッカーしか知らん」と苦笑。
教養とは、まづ、ハニカミを知る事也
いて若者事情に疎いもんで
夫に「ふらいんぐだっちまんって何?」と聞いたら
「クライフ」と即答され
ますます混乱したGreenvaleでございます。
そうなのだ、ヨハン・クライフ(オランダのサッカーレジェンド)こそが
元祖「Flying Dutchman」なのです!
ちなみに揚げる方の彼らはメッセージ性の強いバンドさんでした。
今Human Errorというややcontorversialな曲をリリースしてるらしく
(おまけに尺が17分もあるとか?)FBとかでも話題になってる?そうです。
RとL永遠な課題ですね。
日本人。
ま、間違えて問題無い単語じゃなければいいんじゃないの?
と教え疲れてくるとつい思ってしまう私です・・・。
あ、絶対に間違えてはならない単語ナンバーワンが
「選挙」です。
頼みます。
話戻って…
私にとってFlyingと来たら確実にCircusですが・・・。
あ、ツェッペリンではなくこちらね。
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欲しい!!!
今年の自分への誕生日プレゼントはこれかしらん。
(フィギュアはいらないけど...)
で、内容は全く関係ないんですが、
今朝の産経新聞6面の「次代への名言」というコラムが
太宰治の言葉でした。
「軽薄の時流にまどはされず、
颯爽と生きる事に工夫を凝らして下さい。
僕もやるつもり。
いちど捨てた命じゃないか。
お互ひにサ」
昭和21年、36歳の太宰が友人に送った手紙だそうです。
太宰っぽいですねぇ。
この最後の「サ」がなんとも言えません。
それより私がちょっと感動したのが
一番弟子に送った手紙の最後の文。
「教養の無いところに幸福無し。
教養とは、まづ、ハニカミを知る事也」
無知の知をすごく日本人的に解釈した感じがしなくなくもない・・・。
このハニカミにやられました。
ハニカミと言えば遼君。
すっかり立派になっちゃって(近所のおばさんではないのだが)
本当に謙虚にがんばってきたからこその
今の姿なんだろうな・・・。
感心してます。
それにしても
ハニカミ王子とか
ハンカチ王子とかいましたが
私にとってハンサム王子(そのまま)は
やはり
Jude Law。
昨年ロンドンで演じた「Anna Christie」
が素晴らしかったそうですね。
http://www.bbc.co.uk/news/entertainment-arts-14473452
本当は観に行く気満々でしたが
さすがに昨年は海外旅行には行けず・・・。
生Judeの舞台を観ることがGreenvaleの目標です・・・。
と、またしても余談だらけですが、
話戻って太宰。
Greenvaleの高校時代、どういうわけか
太宰を読み漁っている時期がありました。
歯医者の待合室で読んだ
「人間失格」
(虫歯になる自分を心底恨み悩んだものです)
上流階級が小指を立てて紅茶を飲むと初めて知った
「斜陽」
(一週間くらい「お母様」と母を呼んで気味悪がられました)
「女生徒」やら「富嶽百景」やら「メロス」・・・。
あまり明るい女子高生ではなかった模様・・・。
そんなこんなで英語朗読をした日本文学で一番多かったのも
やはり太宰でした。
中でもお気に入りだったのが:
「葉桜と魔笛」
![]() | 走れメロス―Run,Melos! and other stories 【講談社英語文庫】 (1997/04/01) 太宰 治 商品詳細を見る |
と
「猿が島」
![]() | Crackling Mountain and Other Stories (1990/05/01) Osamu Dazai 商品詳細を見る |
両方とも「え!そうくる!?」というプロットの面白さが
朗読向きでした。
そんなに暗くもないし(笑)
「葉桜」ではなんと口笛名人までスタジオに呼んで
生「軍艦マーチ」を演奏して頂いたという贅沢朗読でした。。。
「猿が島」の方は苦労しました。
というのも「歌声が聞こえる」シーンがありまして・・・
歌詞だけ書いてあるんですね。(当然)
それになんとか節をつけなくてはいけない・・・。
音楽は得意科目ではなかったGreenvale
にとって
The blowing snow
Is calling me.
Calling me
From captivity.
Calling me
From a wreched life.
たったこれをメロディアスに読むということが・・・。
でもまあなんというか単調な感じではありましたが
なんとか乗り切れました。
皆さんならどういう風に歌いますか??
ちなみにこの英訳本の中で初めて読んだ
「The Monkey’s Mound」
ショッキング!ブラック(黒)を通り越してちょっとグロでした。
原文がネットで見つからないんですが
「さるざか」というらしいです。
この他メロスも読みましたが
大人になって初めて理解したのが
「桜桃」。
夫をもって、親になって、納得せざるを得ない
心境が沢山書かれています。
これまたRoger Pulversさんに訳して頂きました。
こちらに全文訳の他パルバースさんの記事も載っています。
http://japanfocus.org/-Dazai-Osamu/3552
是非ご覧下さい。
ちなみにFLYING DUTCHMAN 本来は
「さまよえるオランダ人」というか港に戻れないGhost Ship
の事のようですね。
http://en.wikipedia.org/wiki/Flying_Dutchman
夫に教えてあげたら「俺はサッカーしか知らん」と苦笑。
教養とは、まづ、ハニカミを知る事也
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