2023年お久しぶりです。 青谷大学院受験するの話。
- 2023/02/21
- 14:49
あけましておめでとうございます!
はい、もう2月も終わりですけどね。
ブログは1年に1回くらいになってましたので、今年はできればもう少し色々
書いていきたいと思っています。
今日は大人になってからの学びについて・・・
私は50歳で大学院に入りました。
大学のセンセイになろうとふと思ったけれど「アオタニさんは大学院出てないでしょ?無理だよ」って
(複数の人に)言われたことがきっかけでした。
そのことを友人と飲んでいる時に愚痴り気味に「修士ないと大学のセンセイにはなれないんだってさー」
って言ったら友人が「だったらとればいいじゃない?」とあおり気味でいったことも最後の一押しになりました。
私は別にやる気がすごいある・・・というわけでなくてひたすら「負けん気が強い」
しかも瞬間風速的に。
「だったらとってやろうじゃないの」とつい口にしてしまったんですね。
私は口にしたことをやらないのがなんだか恥ずかしいと思ってしまう質なので
言ったからにはやらねば・・・と思って受験をすることにしました。
でも今度は「受験するんだー」と口に出して言ってしまうと受からないと嫌だなと思ったので
(落ちる時の為を想定し(なんて弱虫)実際受験することは
家の人にもほぼ言わず(!)ひっそりとTOEFLを受けて、こそこそ受験勉強(過去問演習)をして
本番に臨みました。
そして合格。
奇跡ですね。本当にそう思います。
早稲田大学大学院、人間科学研究科。
今でもよく入れてくれたなぁと思います。
ちなみに早稲田の大学院、人間科学研究科の一般入試試験は
1次選考 書類審査
2次選考 専門科目試験・英語試験および面接試験
です。
書類は何を研究したいか担当してもらう教員と面接をして(OKもらわないといけない)
研究計画書なるものを書かなくてはいけないし
推薦書(大学のセンセイレベルの方2名)
履歴書
他(学費払えるかとかまで)
色々あるのです。
今もう一度必要書類を調べたら(HPね)いやはや多い。面倒。
よくできたなぁと今にして思います。
ネガティブパワーって時に強い。
TOEFLも(ある一定の点数取ってれば英語の試験受けなくて済むので)
自分の誕生日(たまたま)ですが4時間以上の試験受けました。
あれ50近い人が受ける試験じゃない。
もう地獄でした・・・・
コンピュータ画面で目しょぼしょぼするし、
隣の人の声聞こえるし・・・
とにかく長くていつトイレタイムいつとるか悩むし・・・
一応点数は悪くなかった115点くらいとれたので
まあ入試レベルではOKでしたがあれはもうやりたくない!
(スピーキングとリスニング満点だったのにリーディングでミスして
ライティングはもはや集中力もなく、もともとやや理路整然と書くのが苦手っていうことでマイナス)
一応問題集やったんだよね。一冊。(古本ゲットしました)
あれでよかったのはリーディングの問題。沢山普段読まない内容をしっかり読みました。
ニュースキャスターやっててもまあそこそこ文章はよむのですが時事ネタが多いし
資料ってななめ読みすること大いし、論文はほとんど読まないので
TOEFLのリーディングに出てくる理系の文章は私にはとても新鮮でした。
内容も(理系苦手なので)あまりはいってこないから問題解くのもいやになってしまって(haha)
集中するのが大変だった気がします。
でもこういう機会って大事だなぁと。
大人になって仕事につくと必要な文章、もしくは好きなジャンルしか読まなくなるので
(しかも精読っていうよりはざーっとだし)
こういう受験って時にいろんな気づきと訓練に繋がります。
今にして思えば・・・だけど。
で、受験の過去問は直近のはHPに(著作権の関係もあって)載っていない!
でも大学まで行けばその場で閲覧はできる(コピーはできない)。
行きましたわよー。どんな問題が出るか目を通しておいて自分で
文字数で論じる練習をしたわよー。(2年分。1年分はネットにあって。もう一年分は
なんとなくその場で読んだのを暗記しておいて・・・)
シャーペンで。
シャーペンで文字書くって30年近くやってなかったので(笑)
疲れました。握力いるのよ、シャーペン!
漢字もパソコンで書くと書けないってことないので
手書きになった瞬間にあれ??あれ??みたいになって
ホントそれが大変。今も板書になるとあれ??ってよくなります。
簡単なスペルミスと化するし、漢字書けないし・・・
まあそんなこんなで本番。
試験はこちらね、英語以外の共通科目と選択科目(私は教育コミュニケーションなのでH)
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/11/38_M_2020_ippan_senmon-kyotsu.pdf
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/03/38_M_2020_ippan_senmon-sentaku.pdf
共通科目はそんなに大変じゃなかったけど
専門の設問は4のアクティブラーニングを選んだのだと思うけど・・・・
何を書いたかほとんど覚えていない・・・。
午後面接。
喋るのはまあ不得意ではないのでペラペラと色々話ました。
緊張してたけれどここは社会人の強みを生かしてぺらぺらと・・・。
10日後くらいに結果発表。
奇跡的に合格。
若い頃と比べて(勉強量も少ないからか)喜びも「おーそうか!」ってちょっと他人事的なレベル。
それはなぜかというと…人生かかってないから。
「人生かかってない」と思えるところ。
これ大人の受験のいいところだと思うんです。
学生時代はこれ失敗したら終わり!みたいに命かけたりする(人もいる)わけで
その点、大人(しかも50歳)は仕事もあって結婚もして親にもなっていてその間
やりたいこともそれなりにやってきているので
受験失敗したからと言って人生にこれといったダメージはないのです。
心が若干折れるくらいかな。プライドとかも・・・・。
(落ちても誰にも言わないと思ってたし、実際)
そういう意味ではのびのびチャレンジできた気がします。
本当に「今の自分をはかる」くらいの気持ちと社会見学、みたいな言い訳もあって
落ちてもいいやと思えるのは楽だったな。
大人になってからは「仕事で失敗」の方がずっと怖いからそれと比べると
大人の学びは「ラグジュアリー」、贅沢なんですよね。
学べるって、余裕があってこそなんだなぁ。と思います。
フリーになってなかったら少なくとも私には大学院という選択肢はなかった。
喜びはそこそこでもやはり啖呵をきった「修士」にしかも学部時代なら到底手が届かなかった
『早稲田』で取れるっていうのはなんか嬉しかったです。
ミーハーなのかな。上智っていう選択肢はなかったんですよね。
母校なのにね。憧れがあったのよ、早稲田に。
結論
大学院受験は世間を知ってから受ける方が合格できる気がする。
何をしたいか、がはっきりしているし、常識や世間を学んでいるので共通問題みたいなことは
特に特訓しなくても書ける。
専門にしてもどのポイントを抑えるかを考えておけばなにかしら書ける。
まあ合格したから言えることだし、実際英語以外はぎりぎりだったんだろうけど。
学びには年齢は確かにない。
ただ、時間とお金はかかる。(300万円ちょっとかな)
それなりに余裕があってがんばる目的があれば(これ大事かも)
修士まではなんとかなる・・・と思います。
途中辞めようと思った時あったけどね・・・・。
今大学のセンセイになれたけのは
ネガティブパワーのおかげかなと思います笑
(結局そこかい!)
てなわけで相変わらず長くてごめんなさい。
実際のJD生活は次回以降で。
それではー!
はい、もう2月も終わりですけどね。
ブログは1年に1回くらいになってましたので、今年はできればもう少し色々
書いていきたいと思っています。
今日は大人になってからの学びについて・・・
私は50歳で大学院に入りました。
大学のセンセイになろうとふと思ったけれど「アオタニさんは大学院出てないでしょ?無理だよ」って
(複数の人に)言われたことがきっかけでした。
そのことを友人と飲んでいる時に愚痴り気味に「修士ないと大学のセンセイにはなれないんだってさー」
って言ったら友人が「だったらとればいいじゃない?」とあおり気味でいったことも最後の一押しになりました。
私は別にやる気がすごいある・・・というわけでなくてひたすら「負けん気が強い」
しかも瞬間風速的に。
「だったらとってやろうじゃないの」とつい口にしてしまったんですね。
私は口にしたことをやらないのがなんだか恥ずかしいと思ってしまう質なので
言ったからにはやらねば・・・と思って受験をすることにしました。
でも今度は「受験するんだー」と口に出して言ってしまうと受からないと嫌だなと思ったので
(落ちる時の為を想定し(なんて弱虫)実際受験することは
家の人にもほぼ言わず(!)ひっそりとTOEFLを受けて、こそこそ受験勉強(過去問演習)をして
本番に臨みました。
そして合格。
奇跡ですね。本当にそう思います。
早稲田大学大学院、人間科学研究科。
今でもよく入れてくれたなぁと思います。
ちなみに早稲田の大学院、人間科学研究科の一般入試試験は
1次選考 書類審査
2次選考 専門科目試験・英語試験および面接試験
です。
書類は何を研究したいか担当してもらう教員と面接をして(OKもらわないといけない)
研究計画書なるものを書かなくてはいけないし
推薦書(大学のセンセイレベルの方2名)
履歴書
他(学費払えるかとかまで)
色々あるのです。
今もう一度必要書類を調べたら(HPね)いやはや多い。面倒。
よくできたなぁと今にして思います。
ネガティブパワーって時に強い。
TOEFLも(ある一定の点数取ってれば英語の試験受けなくて済むので)
自分の誕生日(たまたま)ですが4時間以上の試験受けました。
あれ50近い人が受ける試験じゃない。
もう地獄でした・・・・
コンピュータ画面で目しょぼしょぼするし、
隣の人の声聞こえるし・・・
とにかく長くていつトイレタイムいつとるか悩むし・・・
一応点数は悪くなかった115点くらいとれたので
まあ入試レベルではOKでしたがあれはもうやりたくない!
(スピーキングとリスニング満点だったのにリーディングでミスして
ライティングはもはや集中力もなく、もともとやや理路整然と書くのが苦手っていうことでマイナス)
一応問題集やったんだよね。一冊。(古本ゲットしました)
あれでよかったのはリーディングの問題。沢山普段読まない内容をしっかり読みました。
ニュースキャスターやっててもまあそこそこ文章はよむのですが時事ネタが多いし
資料ってななめ読みすること大いし、論文はほとんど読まないので
TOEFLのリーディングに出てくる理系の文章は私にはとても新鮮でした。
内容も(理系苦手なので)あまりはいってこないから問題解くのもいやになってしまって(haha)
集中するのが大変だった気がします。
でもこういう機会って大事だなぁと。
大人になって仕事につくと必要な文章、もしくは好きなジャンルしか読まなくなるので
(しかも精読っていうよりはざーっとだし)
こういう受験って時にいろんな気づきと訓練に繋がります。
今にして思えば・・・だけど。
で、受験の過去問は直近のはHPに(著作権の関係もあって)載っていない!
でも大学まで行けばその場で閲覧はできる(コピーはできない)。
行きましたわよー。どんな問題が出るか目を通しておいて自分で
文字数で論じる練習をしたわよー。(2年分。1年分はネットにあって。もう一年分は
なんとなくその場で読んだのを暗記しておいて・・・)
シャーペンで。
シャーペンで文字書くって30年近くやってなかったので(笑)
疲れました。握力いるのよ、シャーペン!
漢字もパソコンで書くと書けないってことないので
手書きになった瞬間にあれ??あれ??みたいになって
ホントそれが大変。今も板書になるとあれ??ってよくなります。
簡単なスペルミスと化するし、漢字書けないし・・・
まあそんなこんなで本番。
試験はこちらね、英語以外の共通科目と選択科目(私は教育コミュニケーションなのでH)
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/11/38_M_2020_ippan_senmon-kyotsu.pdf
https://www.waseda.jp/inst/admission/assets/uploads/2020/03/38_M_2020_ippan_senmon-sentaku.pdf
共通科目はそんなに大変じゃなかったけど
専門の設問は4のアクティブラーニングを選んだのだと思うけど・・・・
何を書いたかほとんど覚えていない・・・。
午後面接。
喋るのはまあ不得意ではないのでペラペラと色々話ました。
緊張してたけれどここは社会人の強みを生かしてぺらぺらと・・・。
10日後くらいに結果発表。
奇跡的に合格。
若い頃と比べて(勉強量も少ないからか)喜びも「おーそうか!」ってちょっと他人事的なレベル。
それはなぜかというと…人生かかってないから。
「人生かかってない」と思えるところ。
これ大人の受験のいいところだと思うんです。
学生時代はこれ失敗したら終わり!みたいに命かけたりする(人もいる)わけで
その点、大人(しかも50歳)は仕事もあって結婚もして親にもなっていてその間
やりたいこともそれなりにやってきているので
受験失敗したからと言って人生にこれといったダメージはないのです。
心が若干折れるくらいかな。プライドとかも・・・・。
(落ちても誰にも言わないと思ってたし、実際)
そういう意味ではのびのびチャレンジできた気がします。
本当に「今の自分をはかる」くらいの気持ちと社会見学、みたいな言い訳もあって
落ちてもいいやと思えるのは楽だったな。
大人になってからは「仕事で失敗」の方がずっと怖いからそれと比べると
大人の学びは「ラグジュアリー」、贅沢なんですよね。
学べるって、余裕があってこそなんだなぁ。と思います。
フリーになってなかったら少なくとも私には大学院という選択肢はなかった。
喜びはそこそこでもやはり啖呵をきった「修士」にしかも学部時代なら到底手が届かなかった
『早稲田』で取れるっていうのはなんか嬉しかったです。
ミーハーなのかな。上智っていう選択肢はなかったんですよね。
母校なのにね。憧れがあったのよ、早稲田に。
結論
大学院受験は世間を知ってから受ける方が合格できる気がする。
何をしたいか、がはっきりしているし、常識や世間を学んでいるので共通問題みたいなことは
特に特訓しなくても書ける。
専門にしてもどのポイントを抑えるかを考えておけばなにかしら書ける。
まあ合格したから言えることだし、実際英語以外はぎりぎりだったんだろうけど。
学びには年齢は確かにない。
ただ、時間とお金はかかる。(300万円ちょっとかな)
それなりに余裕があってがんばる目的があれば(これ大事かも)
修士まではなんとかなる・・・と思います。
途中辞めようと思った時あったけどね・・・・。
今大学のセンセイになれたけのは
ネガティブパワーのおかげかなと思います笑
(結局そこかい!)
てなわけで相変わらず長くてごめんなさい。
実際のJD生活は次回以降で。
それではー!
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