10月3日の英語朗読オンラインワークショップ報告
- 2020/10/05
- 16:34
10/3 朗読ワークショップ報告
今日も2名の参加者(青谷大丈夫か?やっていけるのかー?!)だったので
丁寧にそれぞれの課題に取り組みました。
Aさんは「ぶつ切り読み」を改善してスムーズに聞こえるように。
これは「内容理解」が大きく関係するのと
小さな単語「the/in/to/as/of」などをどの単語とつなげるか?
が大きく関わってきます。
以前私が音声ワークショップに参加した際
音声博士であるGeoff Lindsey 先生に
言われたことですが
「小さい言葉は後ろに倒せ」
という法則に従うんです。
日本の英語教育ではas soon asとか looking forward to
などの表現は独立して覚えてしまう為、
そのあとを区切って読んでしまう癖がある人が多いのです。
でも文章の意味を考えると
上記の表現はそれだけ単体では何の意味も表しません。
as soon as he saw me や
looking forward to seeing youがあって初めて意味を成す。
ということは「繋げないと聞いている人には伝わらない」のです。
だからas は次のhe に寄りかかる必要があり
toはseeing にくっつかないといけないのです。
「聞き手にわかりやすく伝える」とは
意味のある塊を崩さない。
意味のある塊と塊の間に区切り=「間」を入れる。
さらにいうとこの合間で小さく息継ぎをしているのが
「話すリズム」「自然な語り」
なのです。
例えば、the fragrance of the honeysuckle という塊に対して
ついofの後で間を取ってしまう人がいますが
fragrance of では何の香りかわからないので意味をなさない。
崩せないのです。
どうしても区切るならthe fragrance /of the honeysuckle となります。
「of やthe は後ろにくっ付く」の法則です。
しかし、自然なのはやはり
the fragrance of the honeysuckle =「カズラの香り」という塊です。
日本語でもカズラの/香りと読むのは不自然です。
(あえてためるという手法もありますがそれは文脈上必要なケースですね)
というようなことに注意して
「語り読み」「自然な間」を意識して取り組んだ上
文章を可視化して脳内に文章映像化させるという練習をしました。
最後の発表では「可視化の意味がわかりました!」
と納得されていてその分自然な間ができて、
文節内の塊が繋がって「スムーズ」になりました。
一緒に受けていたBさんも「一回目と全然違う!引き込まれました」と驚くほどでした。
ワークショップはピアレヴューが出来る点もとても有効です。
講師だけでなく、客観的に聞いてくれる仲間がいて、
お互いに良さに気付いたり、同じ壁を乗り越える工夫をし合えるのは
とても励みになりますし、講師にも学びが多いです。
自覚って学びに大切ですねー!
人から言われると「そうかそうか」と思っても
腑に落ちるところまでは行ってないことが多いんですね。
AさんもそうでしたがBさんも
『「照れ」を通り越して朗読する様になってから
「内容に入り込んで」読むようになった。
すると想像しやすくなり自然と登場人物の気持ちが理解できるようになって
セリフの部分に表情を作ることができた。
役者さんってこんな気持ちなんでしょうか』
と何かを掴んだようでした♬
実際Bさんは連続して受講されているので
どんどん聞き応えのある朗読になっています。
英国のベテラン女優さんの回想モノローグに聞こえる瞬間もある程で
とても聞き心地がいいです♪
人数が少ないと(ある意味大変ではあるのですが笑)
ゆったり感想を言い合う時間が作れるのでとてもいいなと思いました。
ご参加頂きありがとうございました😊
----------------------------------
10月のワークショップは来週11日(日)13:00-15:00
https://kokucheese.com/s/event/index/601746/
11月は21日午前(10:00-12:00)
お申込みはこちら
https://kokucheese.com/event/index/602877/
この他英語朗読劇ワークショップもあります。
11/1の回は定員が埋まり、現在キャンセル待ち受付中です。
キャンセル待ちが増えた場合は11/14に追加回を開くことも検討しています。
ご希望の方はキャンセル待ち受付をして
メッセージ欄に11/14開催の際ご参加したいかどうかをご連絡下さいませ。
優先受付とさせていただきます。
https://kokucheese.com/s/event/index/602498/
お待ちしておりまーす!
今日も2名の参加者(青谷大丈夫か?やっていけるのかー?!)だったので
丁寧にそれぞれの課題に取り組みました。
Aさんは「ぶつ切り読み」を改善してスムーズに聞こえるように。
これは「内容理解」が大きく関係するのと
小さな単語「the/in/to/as/of」などをどの単語とつなげるか?
が大きく関わってきます。
以前私が音声ワークショップに参加した際
音声博士であるGeoff Lindsey 先生に
言われたことですが
「小さい言葉は後ろに倒せ」
という法則に従うんです。
日本の英語教育ではas soon asとか looking forward to
などの表現は独立して覚えてしまう為、
そのあとを区切って読んでしまう癖がある人が多いのです。
でも文章の意味を考えると
上記の表現はそれだけ単体では何の意味も表しません。
as soon as he saw me や
looking forward to seeing youがあって初めて意味を成す。
ということは「繋げないと聞いている人には伝わらない」のです。
だからas は次のhe に寄りかかる必要があり
toはseeing にくっつかないといけないのです。
「聞き手にわかりやすく伝える」とは
意味のある塊を崩さない。
意味のある塊と塊の間に区切り=「間」を入れる。
さらにいうとこの合間で小さく息継ぎをしているのが
「話すリズム」「自然な語り」
なのです。
例えば、the fragrance of the honeysuckle という塊に対して
ついofの後で間を取ってしまう人がいますが
fragrance of では何の香りかわからないので意味をなさない。
崩せないのです。
どうしても区切るならthe fragrance /of the honeysuckle となります。
「of やthe は後ろにくっ付く」の法則です。
しかし、自然なのはやはり
the fragrance of the honeysuckle =「カズラの香り」という塊です。
日本語でもカズラの/香りと読むのは不自然です。
(あえてためるという手法もありますがそれは文脈上必要なケースですね)
というようなことに注意して
「語り読み」「自然な間」を意識して取り組んだ上
文章を可視化して脳内に文章映像化させるという練習をしました。
最後の発表では「可視化の意味がわかりました!」
と納得されていてその分自然な間ができて、
文節内の塊が繋がって「スムーズ」になりました。
一緒に受けていたBさんも「一回目と全然違う!引き込まれました」と驚くほどでした。
ワークショップはピアレヴューが出来る点もとても有効です。
講師だけでなく、客観的に聞いてくれる仲間がいて、
お互いに良さに気付いたり、同じ壁を乗り越える工夫をし合えるのは
とても励みになりますし、講師にも学びが多いです。
自覚って学びに大切ですねー!
人から言われると「そうかそうか」と思っても
腑に落ちるところまでは行ってないことが多いんですね。
AさんもそうでしたがBさんも
『「照れ」を通り越して朗読する様になってから
「内容に入り込んで」読むようになった。
すると想像しやすくなり自然と登場人物の気持ちが理解できるようになって
セリフの部分に表情を作ることができた。
役者さんってこんな気持ちなんでしょうか』
と何かを掴んだようでした♬
実際Bさんは連続して受講されているので
どんどん聞き応えのある朗読になっています。
英国のベテラン女優さんの回想モノローグに聞こえる瞬間もある程で
とても聞き心地がいいです♪
人数が少ないと(ある意味大変ではあるのですが笑)
ゆったり感想を言い合う時間が作れるのでとてもいいなと思いました。
ご参加頂きありがとうございました😊
----------------------------------
10月のワークショップは来週11日(日)13:00-15:00
https://kokucheese.com/s/event/index/601746/
11月は21日午前(10:00-12:00)
お申込みはこちら
https://kokucheese.com/event/index/602877/
この他英語朗読劇ワークショップもあります。
11/1の回は定員が埋まり、現在キャンセル待ち受付中です。
キャンセル待ちが増えた場合は11/14に追加回を開くことも検討しています。
ご希望の方はキャンセル待ち受付をして
メッセージ欄に11/14開催の際ご参加したいかどうかをご連絡下さいませ。
優先受付とさせていただきます。
https://kokucheese.com/s/event/index/602498/
お待ちしておりまーす!
- 関連記事
-
- そして新しい日常が始まる…のか? (2021/10/23)
- 声に出す、声を出すということ (2020/12/14)
- 10月3日の英語朗読オンラインワークショップ報告 (2020/10/05)
- 8月のイベント情報と新しい挑戦! (2020/07/02)
- バカな質問は無い (2019/12/16)
スポンサーサイト