今週のワークショップ報告と今後の予定
- 2020/09/19
- 21:11
ワークショップダブルヘッダー
午前中はドタキャンなどがあり2名様。
零細企業なんで痛い・・・
でもワークショップ自体は時間に余裕が生まれるので
じっくりしっかりできるので充実したひと時でした♬
神様ありがとう♪
初めての参加者だったのでAudienceを意識して
聞き手に沿った工夫をする音声表現について軽く解説してから指導開始。
WS頭ではいつも自己紹介と
この2時間での目標(発音/表現/発声など)を英語でお話してもらいます。
それぞれの方に特化した指導をする為です。
お一方は課題のThe Story of my Lifeを表現よく読むというもの。
優しい笑顔が声に表れていて気持ちよい朗読でした。
相手も笑顔にしてくれる表現ができるってお人柄かな?
もう一方はEPTという発音テスト対策でした。
発音指導をしてご本人が気づかれたのですが
「内容がよく分かるとプロソディ(リズム/アクセント/抑揚など)も良くなる」
のです。
文章におけるキーワードがわかる/文節を的確に区切る/
相手に伝わるように音の強弱や緩急を工夫する
からだと思います。
内容をきちんと理解しないとできないんですね、これらのポイント。
また、細かい指摘をすることで「癖」にも納得されていました
(step/ walking/mountなどカタカナ日本語になっている
英語はカタカナにつられて音節が増えていた!
つまり余計な母音を子音のあとにつけてしまうんです。
例を挙げると・・・(ステップのPU、ウォーキングのGU、マウントのTO)など
都度発音を修正するだけだとその単語しか直りませんが
自分で自分の「癖」に気付くと以降自分で修正していくことができます。
「一を聞いてで十を知る」(?)方式です(多分)
納得してもらうって大事だなと思いました。
認めるってなかなか勇気もいるし、修正には努力が必要だから
スルーしちゃう方が楽なこともあるけれど
良くしていくには修正ポイントを素直に認める・・・納得する大事です。
発音って単なる音だけじゃなくて意味とも連携してるので
内容を理解することが「文章の正確な発音」につながるんですね。
内容がわからないと的確にリンキングできないので
ぶつ切りになってフルエンシーに影響するのは勿論、
何が大事なのか聞き手は分からなくなってしまうんです。
受講生の方から同時に色々学べた時間でした。
午後は4人全員が英語の先生。
久しぶりの英語の先生フルハウス♥♠♣♦
なので発音や文章の区切りとか初歩的な指導は一切せず
「解釈を音声にのせる」に集中。
解釈はそれぞれなのでどう読んでもいいんですが
「聞き手として」どう感じるか、伝わってるか、押し付けがましい、大袈裟になってないか?
という点を確認します。
盛り上がりのある文章はどこをピークにするか
(どこが一番大切な箇所か)という文章の全体像を俯瞰して読むことも重要です。
最初からテンションが高いとピーク時は聞いていられないくらいの音になってしまうからです。
また音量は変えずに(盛り上がるたびにデシベルが高くなると聴く側はしんどいんでね!)
強弱や間を工夫して「盛り上げる」工夫について考えました。
またここでも内容理解の重要性について。
「Happy」「strange」といった単語はコンテクストによって音が変わります。
読んでいるテキストではどんなHappyなのか?
Strangeという単語を表現する際には
これが不思議を意味するのかはたまた不気味さをあらわすstrange なのか、、、
やはりここでも文章の内容を理解することで「正確な音」「聞き手に届く」読み方が生まれます。
今日の参加者はこの部分を良く良く理解してくださり
私は聞いていて「実に切ない、献身的な愛から生まれた」happy の音に
思わず涙が出ました。
読み手の想像したものと私が感じたものは全く同じではおそらくないけれど、
「伝わる」気持ちが聞き手の何かの感情のスイッチを押すのでしょうね。
私は読まれた作品から個人的な出来事を思い出してそこで涙が出たのでした。
「呼び起こす」作用が音声にはあるんだと実感しました。
ワークショップは技術を身につけるというよりは
「気付き」を引き出す場だと思っています。
気づくと自分で声を作ることができます。
自律学習って言うやつですね♪
時々のチェックやフィードバックは必要ですが
(思い込みや、できてる「つもり」ってあるので)
最終的には自分の表現は自分で責任持って作り上げられないといけないんだろうなと思います。
さもないといつまでも人やテキストに頼る「マニュアル人間」になるか
自分の言葉に自信の持てない説得力に欠けるコミュニケーターになってしまうからです。
今日も聞き手(私)を唸らせる朗読の数々ありがとうございました😊
ヒトの数だけ表現がある!
朗読は本当に楽しい♪
ーーーーー
9月のワークショップはこれで終わりですが10月も色々あります!
ご興味ありましたら是非Rodoku Together致しましょ〜♪
10月のスケジュール
◆7日~NHK文化センター青山教室・英語朗読講座
(対面)
https://www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/program_1171442.html
◆g>英語朗読入門セミナー オンライン
・3日 AM https://kokucheese.com/s/event/index/601740/
・11日 AM https://kokucheese.com/s/event/index/601742/
◆英語朗読ワークショップ オンライン
・3日 PM https://kokucheese.com/s/event/index/601743/
・11日 PM https://kokucheese.com/s/event/index/601746/
11月には英語朗読劇ワークショップ(注文の多い料理店)をやろうと思っています!
乞うご期待♬
宜しくお願いします!
午前中はドタキャンなどがあり2名様。
零細企業なんで痛い・・・
でもワークショップ自体は時間に余裕が生まれるので
じっくりしっかりできるので充実したひと時でした♬
神様ありがとう♪
初めての参加者だったのでAudienceを意識して
聞き手に沿った工夫をする音声表現について軽く解説してから指導開始。
WS頭ではいつも自己紹介と
この2時間での目標(発音/表現/発声など)を英語でお話してもらいます。
それぞれの方に特化した指導をする為です。
お一方は課題のThe Story of my Lifeを表現よく読むというもの。
優しい笑顔が声に表れていて気持ちよい朗読でした。
相手も笑顔にしてくれる表現ができるってお人柄かな?
もう一方はEPTという発音テスト対策でした。
発音指導をしてご本人が気づかれたのですが
「内容がよく分かるとプロソディ(リズム/アクセント/抑揚など)も良くなる」
のです。
文章におけるキーワードがわかる/文節を的確に区切る/
相手に伝わるように音の強弱や緩急を工夫する
からだと思います。
内容をきちんと理解しないとできないんですね、これらのポイント。
また、細かい指摘をすることで「癖」にも納得されていました
(step/ walking/mountなどカタカナ日本語になっている
英語はカタカナにつられて音節が増えていた!
つまり余計な母音を子音のあとにつけてしまうんです。
例を挙げると・・・(ステップのPU、ウォーキングのGU、マウントのTO)など
都度発音を修正するだけだとその単語しか直りませんが
自分で自分の「癖」に気付くと以降自分で修正していくことができます。
「一を聞いてで十を知る」(?)方式です(多分)
納得してもらうって大事だなと思いました。
認めるってなかなか勇気もいるし、修正には努力が必要だから
スルーしちゃう方が楽なこともあるけれど
良くしていくには修正ポイントを素直に認める・・・納得する大事です。
発音って単なる音だけじゃなくて意味とも連携してるので
内容を理解することが「文章の正確な発音」につながるんですね。
内容がわからないと的確にリンキングできないので
ぶつ切りになってフルエンシーに影響するのは勿論、
何が大事なのか聞き手は分からなくなってしまうんです。
受講生の方から同時に色々学べた時間でした。
午後は4人全員が英語の先生。
久しぶりの英語の先生フルハウス♥♠♣♦
なので発音や文章の区切りとか初歩的な指導は一切せず
「解釈を音声にのせる」に集中。
解釈はそれぞれなのでどう読んでもいいんですが
「聞き手として」どう感じるか、伝わってるか、押し付けがましい、大袈裟になってないか?
という点を確認します。
盛り上がりのある文章はどこをピークにするか
(どこが一番大切な箇所か)という文章の全体像を俯瞰して読むことも重要です。
最初からテンションが高いとピーク時は聞いていられないくらいの音になってしまうからです。
また音量は変えずに(盛り上がるたびにデシベルが高くなると聴く側はしんどいんでね!)
強弱や間を工夫して「盛り上げる」工夫について考えました。
またここでも内容理解の重要性について。
「Happy」「strange」といった単語はコンテクストによって音が変わります。
読んでいるテキストではどんなHappyなのか?
Strangeという単語を表現する際には
これが不思議を意味するのかはたまた不気味さをあらわすstrange なのか、、、
やはりここでも文章の内容を理解することで「正確な音」「聞き手に届く」読み方が生まれます。
今日の参加者はこの部分を良く良く理解してくださり
私は聞いていて「実に切ない、献身的な愛から生まれた」happy の音に
思わず涙が出ました。
読み手の想像したものと私が感じたものは全く同じではおそらくないけれど、
「伝わる」気持ちが聞き手の何かの感情のスイッチを押すのでしょうね。
私は読まれた作品から個人的な出来事を思い出してそこで涙が出たのでした。
「呼び起こす」作用が音声にはあるんだと実感しました。
ワークショップは技術を身につけるというよりは
「気付き」を引き出す場だと思っています。
気づくと自分で声を作ることができます。
自律学習って言うやつですね♪
時々のチェックやフィードバックは必要ですが
(思い込みや、できてる「つもり」ってあるので)
最終的には自分の表現は自分で責任持って作り上げられないといけないんだろうなと思います。
さもないといつまでも人やテキストに頼る「マニュアル人間」になるか
自分の言葉に自信の持てない説得力に欠けるコミュニケーターになってしまうからです。
今日も聞き手(私)を唸らせる朗読の数々ありがとうございました😊
ヒトの数だけ表現がある!
朗読は本当に楽しい♪
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9月のワークショップはこれで終わりですが10月も色々あります!
ご興味ありましたら是非Rodoku Together致しましょ〜♪
10月のスケジュール
◆7日~NHK文化センター青山教室・英語朗読講座
(対面)
https://www.nhk-cul.co.jp/sp/programs/program_1171442.html
◆
・3日 AM https://kokucheese.com/s/event/index/601740/
・11日 AM https://kokucheese.com/s/event/index/601742/
◆英語朗読ワークショップ オンライン
・3日 PM https://kokucheese.com/s/event/index/601743/
・11日 PM https://kokucheese.com/s/event/index/601746/
11月には英語朗読劇ワークショップ(注文の多い料理店)をやろうと思っています!
乞うご期待♬
宜しくお願いします!
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- テーマ:英語
- ジャンル:学問・文化・芸術
- カテゴリ:朗読ワークショップ
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