集中と疲労と更年期
- 2014/06/08
- 11:49
辛ーいインスタントヌードルが時々すごくすごく食べたくなる時があって、
昨日がちょうどその日に当たっていて、
スーパーで好きなブランド?!を見つけたのでいそいそと買って帰ったのです。
よし、食べるぞ!と思って電気ケトルをセットしたところ、
週末なのに仕事のメールが・・・
しかも早急の対応が必要なものだったりして、仕方なく返信したりしていました。
所要時間20分程度。
よし、今度こそ!と
ケトルを再セットしてカチッと音がしたので
カップのふたを開けたら・・・・
なんとそこにはお湯を吸いまくってぶにょぶにょにのびきった
見るも無残な「元」ラーメンが・・・。
「誰だー!あたしのラーメンにお湯入れたのはー!」
こちらの沸騰スイッチONです。
「あ、お湯沸いてたから入れといてあげたんだよ」と夫。
しれっと。
「いついれたんだよー!」「こんなのラーメンじゃない!」
沸騰から噴火へ。
「なんだよ。せっかく作ってあげたのに・・・」(焼け石に水)
「お湯入れたんなら言ってよー!!」「こんなのラーメンじゃない!」
もはや思考停止。壊れた人形のように同じことしか言えません。
「あ、言うの忘れてたー。あはは」(夫)
「○×!!!!?????怒怒!!!!!!」(記憶にありません)
ものすごい激しさ、必死さ、だったらしいです。
ええ、カップラーメンごときで。
娘に「お母さんのそんなところ初めてみた。めちゃうけ」
とゲラゲラ言われる始末。
必死になり過ぎる姿って滑稽に映るものなんでしょうか。
夫は妻の尋常ならぬ形相に危険を察知し、あわてて雨の中ラーメンを買いに行きました。
とさ。
30分後、ようやくラーメンを食べ終わってほっとして
みんなで「イヤーさっきはすごかったねー」と
ゴジラ映画でも観た様な感想を各自披露しあったのでした。
これってもしや・・・
職場の後輩ちゃん(20代後半)たちに「ねーねーお母さん達更年期ってあった?」
と参考までにきいたところ
「いやーすごかったですよ。突然どうでもいいことにきれて、
この人気が狂ったのかって思うような状態になるんですよー。
もう大変でした」
ぎくっ!ぴったりすぎる描写ではないか!?
あわてて「念のため」に買ってあった「命の母」を4粒(こんなに飲むのか・・・)。
あーあ。
なんかドキドキするなーとか
ニュース中「おや?地震か?」と思ったりするのは
もしや
もしや
あたしもいよいよ・・・。
ですか。
うすうすそんな気もしていましたよ。
なのでその分、普段のニュースは若い頃には出せなかったであろう
ちょっと違った種類の超集中力(!!)を出して読むことになり、
不幸中の幸い(というのか?)はたまた怪我の功名(というのか?)
なのか
月一のレッスンでは
「いい意味ですごい気合入ってる。」
「ニュースの種類によってトーンの使い分けがうまくできてる」
「区切りや強弱がわかりやすいから言葉が生きてるね」と
大絶賛。
あははは。なんじゃこりゃ?
不思議なことに自分でも、
読んでいて(映像はたまに確認程度しかちらみしないのに)
頭の中で「ニュースが見えてくる」現象を初めて体験。
自分の言葉が形を成して映像化されるというのでしょうか。
大げさかもしれないけれど、そんなミラクル!?体験を最近はしています。
何を出しているのかわかりませんが、
とにかくニュースが終わるともう疲労困憊。
(かっこ悪すぎてそんなことは人に言えませんが)
「出し切ってる」ってこんなことかな、とふと思っています。
不安や疑問があるとそっちに気をとられて内容だけに集中できなくなります。
今はそれはない。
この話、次の話とのつながり。
全然違うスポーツの話。
本のページをめくるように、頭の中でつながったり
新しい章にいってみたり・・・コトバにするのが難しいのですが
声に出したニュースが再び自分の中で息を吹き返す・・・というような現象が起きています。
疲れるってことはかなり「本気(とかいて「マジ」と読む笑)」。
でも一見簡単に読んでるように見える。
自分の中でのニュースリーディングの完成形ってこれかも!?
去年はインタビューやロケ取材、PR活動、朗読とニュース以外の仕事も
毎月こなしていて確かに疲れたけれど肉体的な疲労のほうが強くて
こんな風なメンタルな「出し切り」感は味わえませんでした。
全力を出しているようでいて、実際は途中で倒れないように
ちょっとずつセーブしながら「終わらせて」いたのかもしれません。
それはそれで自分が一度にどのくらい沢山の仕事をこなせるかを知る
いい経験になったなと思います。
ただ、やはり、ニュースは一度きりの生放送。
このくらい集中して理解して解釈して読んで、ようやくそのニュースの背景、
そこに暮らす人々の息遣い、取材した人の祈りや思いが
伝わるのかもしれない・・・そんな風に思いました。
「読む」って本当に奥が深い。
歳とってようやくたどり着ける境地があるんだなー。
更年期もそう悪くない・・・
のかもしれません。
ん?
昨日がちょうどその日に当たっていて、
スーパーで好きなブランド?!を見つけたのでいそいそと買って帰ったのです。
よし、食べるぞ!と思って電気ケトルをセットしたところ、
週末なのに仕事のメールが・・・
しかも早急の対応が必要なものだったりして、仕方なく返信したりしていました。
所要時間20分程度。
よし、今度こそ!と
ケトルを再セットしてカチッと音がしたので
カップのふたを開けたら・・・・
なんとそこにはお湯を吸いまくってぶにょぶにょにのびきった
見るも無残な「元」ラーメンが・・・。
「誰だー!あたしのラーメンにお湯入れたのはー!」
こちらの沸騰スイッチONです。
「あ、お湯沸いてたから入れといてあげたんだよ」と夫。
しれっと。
「いついれたんだよー!」「こんなのラーメンじゃない!」
沸騰から噴火へ。
「なんだよ。せっかく作ってあげたのに・・・」(焼け石に水)
「お湯入れたんなら言ってよー!!」「こんなのラーメンじゃない!」
もはや思考停止。壊れた人形のように同じことしか言えません。
「あ、言うの忘れてたー。あはは」(夫)
「○×!!!!?????怒怒!!!!!!」(記憶にありません)
ものすごい激しさ、必死さ、だったらしいです。
ええ、カップラーメンごときで。
娘に「お母さんのそんなところ初めてみた。めちゃうけ」
とゲラゲラ言われる始末。
必死になり過ぎる姿って滑稽に映るものなんでしょうか。
夫は妻の尋常ならぬ形相に危険を察知し、あわてて雨の中ラーメンを買いに行きました。
とさ。
30分後、ようやくラーメンを食べ終わってほっとして
みんなで「イヤーさっきはすごかったねー」と
ゴジラ映画でも観た様な感想を各自披露しあったのでした。
これってもしや・・・
職場の後輩ちゃん(20代後半)たちに「ねーねーお母さん達更年期ってあった?」
と参考までにきいたところ
「いやーすごかったですよ。突然どうでもいいことにきれて、
この人気が狂ったのかって思うような状態になるんですよー。
もう大変でした」
ぎくっ!ぴったりすぎる描写ではないか!?
あわてて「念のため」に買ってあった「命の母」を4粒(こんなに飲むのか・・・)。
あーあ。
なんかドキドキするなーとか
ニュース中「おや?地震か?」と思ったりするのは
もしや
もしや
あたしもいよいよ・・・。
ですか。
うすうすそんな気もしていましたよ。
なのでその分、普段のニュースは若い頃には出せなかったであろう
ちょっと違った種類の超集中力(!!)を出して読むことになり、
不幸中の幸い(というのか?)はたまた怪我の功名(というのか?)
なのか
月一のレッスンでは
「いい意味ですごい気合入ってる。」
「ニュースの種類によってトーンの使い分けがうまくできてる」
「区切りや強弱がわかりやすいから言葉が生きてるね」と
大絶賛。
あははは。なんじゃこりゃ?
不思議なことに自分でも、
読んでいて(映像はたまに確認程度しかちらみしないのに)
頭の中で「ニュースが見えてくる」現象を初めて体験。
自分の言葉が形を成して映像化されるというのでしょうか。
大げさかもしれないけれど、そんなミラクル!?体験を最近はしています。
何を出しているのかわかりませんが、
とにかくニュースが終わるともう疲労困憊。
(かっこ悪すぎてそんなことは人に言えませんが)
「出し切ってる」ってこんなことかな、とふと思っています。
不安や疑問があるとそっちに気をとられて内容だけに集中できなくなります。
今はそれはない。
この話、次の話とのつながり。
全然違うスポーツの話。
本のページをめくるように、頭の中でつながったり
新しい章にいってみたり・・・コトバにするのが難しいのですが
声に出したニュースが再び自分の中で息を吹き返す・・・というような現象が起きています。
疲れるってことはかなり「本気(とかいて「マジ」と読む笑)」。
でも一見簡単に読んでるように見える。
自分の中でのニュースリーディングの完成形ってこれかも!?
去年はインタビューやロケ取材、PR活動、朗読とニュース以外の仕事も
毎月こなしていて確かに疲れたけれど肉体的な疲労のほうが強くて
こんな風なメンタルな「出し切り」感は味わえませんでした。
全力を出しているようでいて、実際は途中で倒れないように
ちょっとずつセーブしながら「終わらせて」いたのかもしれません。
それはそれで自分が一度にどのくらい沢山の仕事をこなせるかを知る
いい経験になったなと思います。
ただ、やはり、ニュースは一度きりの生放送。
このくらい集中して理解して解釈して読んで、ようやくそのニュースの背景、
そこに暮らす人々の息遣い、取材した人の祈りや思いが
伝わるのかもしれない・・・そんな風に思いました。
「読む」って本当に奥が深い。
歳とってようやくたどり着ける境地があるんだなー。
更年期もそう悪くない・・・
のかもしれません。
ん?
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