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- 2014/03/12
- 21:16
余韻なのかそれとも達成感なのか。
昨日の放送が終わってなんだかしみじみしています。
顎の痛みは潮のように引いたり満ちたり・・・を繰り返していますが
どうコントロールすればいいかも少しわかってきた。
慣れるってすごいな(笑)
10年近く前、そろそろ二人目を・・・と思っていた頃
(上の子が2歳)
「でも復職してからまだ何もやってないし・・・」
「こんな状態で妊娠して休みとったら戻ってこれないんじゃないか?」
と不安に思い、悩んでいました。
ならば、ひとつ「卒業(!?)」制作を作ろう。
自分で番組を提案して、作って、出演しよう。
納得できたら二人目!そんな風に自分に課題を与えました。
そこで誕生したのがお正月番組「OSECHI」。
企画書が通ったはいいものの、ディレクターもプロデューサーもいない。
(なんで通ったんだ?)
一緒に番組作ってくれる人を探すところから始まりました。
「そんなの無理だよ」
「もっと大事な仕事があるから」と
何人にも断られて、本当にあせったけれど、最終的に男気のあるディレクターさんと
お茶目で面白好き・世話好き(断れないだけか?)なプロデューサーさんが
「仕方ない、やるか!」と引き受けてくれました。
さらに一人ベテランのディレクターさんがついてくれて
45分番組。(英語だよ)
私が着物着てMCをやって
おせち料理の歴史を紐解いて、おせち料理のもつ意味を解説して、
外国人ゲストに世界のおせち(みたいな「願いのこもった」季節料理)を紹介してもらって
スタジオでおもちをついて
出演者の板さんのお店で栗きんとんを一緒に作ったり、
ゲストにちなんだオリジナルおせちを料理を板さんに作っていただいたり、
(イタリア・アメリカ・沖縄の食べ物をうまーくアレンジしてもらいました)
今思い出しても、楽しいこと満載の「美味しい」番組でした。
その時は本当に家族に協力してもらって徹夜に近い日々を送り、
胃が痛くなるような思いをしたり・・・。色々ありました・・・。
でもやりとげた。
それで「よし。息子に兄弟を作る。作って必ず戻ってくる。
こんないい番組(自画自賛)作れたんだから絶対大丈夫」と自分に太鼓判を押して
気合十分で産休・育休に入ったのでした。
戻ってからはなかなかレギュラー番組につかせてもらえなくて
(乳飲み子ともう一人保育園児がいたら当たり前だけど)
ちょっと焦った時期もありました。
たまに代打でニュースに入ると(産休中に入ってきたキャスターさんに)
「君なかなか上手じゃん。テレビ初めて?」なんて不思議な褒められ方したりして・・・。
一時なんて
「もう君の時代は終わった。波がきていない」とかなんとか言われたりもしたっけなー。
レゾンデートルを作らないとこのままでは居場所がなくなる。
そう思って朗読番組の提案をごりごりしつこく何度も何度も企画書を書いて
3年越しでやっとのことで番組までこぎつけて、
でも予算がないから翻訳者さんとか効果さんとかには拝み倒して安く引き受けてもらって
一番シンプルな形の「一人語り」英語朗読ラジオ番組が誕生。
予算がないから(笑)著作権の切れた日本の短編小説を自分で選んで
自分で演出して自分で読んで、番組にしました。
聞いてくれる人がいるのかどうかもわからないまま
3年間、40話ほど、読みました。
ある時、およびがかかって某学校で講演をした際、
「ラジオで朗読聞いて泣きました」と言ってくれた人に出会い、
こっちが号泣。(笑)
嬉しかったなー。
それからインタビューリポーターやって
朗読やニュースの代打やって311を経て
2年前からデイリーニュース。
特番、選挙報道・・・たまに朗読、時々インタビュー。
いつかお会いしたいと思っていた方にお話を伺うという夢も叶いました。
22年も働いてると、書ききれない程いろんなことをやってきたんだなーと
しみじみ、本当にしみじみ、思います。
ありがたい。
こんな体験めったにできない。
そうこうしつつも上手くいかなくて、
劣等感につぶされそうになったりする毎日もあって
昨日の放送にたどり着いたってわけです。
昨日の放送が完成形とか集大成とかといえるものでは
決してないんだけれど、
「たどり着いた」というコトバが妙にしっくりくるんだなー。
GOAL!
てなわけで、
次なるチャプターが始まります。
ちょっとわくわくしている自分がいます。
OSECHIを作ろうとした35歳の頃から10年近く。(そうよ今年45よ!)
あの時ほどの勢いとかパワーはさすがにないけど
その分経験積んできたし、迷いもない。
余分なものがそぎ落ちた、そんな気がする位
身も心も軽くなった、そんな感じがしています。
おおお、もしや「不惑の境地」なるものが
これなのかしらん?(5年遅れでようやく到達)。
まずは今週。
焦らず一歩ずつ、
やるべきことをやっていきます。
いざ!
昨日の放送が終わってなんだかしみじみしています。
顎の痛みは潮のように引いたり満ちたり・・・を繰り返していますが
どうコントロールすればいいかも少しわかってきた。
慣れるってすごいな(笑)
10年近く前、そろそろ二人目を・・・と思っていた頃
(上の子が2歳)
「でも復職してからまだ何もやってないし・・・」
「こんな状態で妊娠して休みとったら戻ってこれないんじゃないか?」
と不安に思い、悩んでいました。
ならば、ひとつ「卒業(!?)」制作を作ろう。
自分で番組を提案して、作って、出演しよう。
納得できたら二人目!そんな風に自分に課題を与えました。
そこで誕生したのがお正月番組「OSECHI」。
企画書が通ったはいいものの、ディレクターもプロデューサーもいない。
(なんで通ったんだ?)
一緒に番組作ってくれる人を探すところから始まりました。
「そんなの無理だよ」
「もっと大事な仕事があるから」と
何人にも断られて、本当にあせったけれど、最終的に男気のあるディレクターさんと
お茶目で面白好き・世話好き(断れないだけか?)なプロデューサーさんが
「仕方ない、やるか!」と引き受けてくれました。
さらに一人ベテランのディレクターさんがついてくれて
45分番組。(英語だよ)
私が着物着てMCをやって
おせち料理の歴史を紐解いて、おせち料理のもつ意味を解説して、
外国人ゲストに世界のおせち(みたいな「願いのこもった」季節料理)を紹介してもらって
スタジオでおもちをついて
出演者の板さんのお店で栗きんとんを一緒に作ったり、
ゲストにちなんだオリジナルおせちを料理を板さんに作っていただいたり、
(イタリア・アメリカ・沖縄の食べ物をうまーくアレンジしてもらいました)
今思い出しても、楽しいこと満載の「美味しい」番組でした。
その時は本当に家族に協力してもらって徹夜に近い日々を送り、
胃が痛くなるような思いをしたり・・・。色々ありました・・・。
でもやりとげた。
それで「よし。息子に兄弟を作る。作って必ず戻ってくる。
こんないい番組(自画自賛)作れたんだから絶対大丈夫」と自分に太鼓判を押して
気合十分で産休・育休に入ったのでした。
戻ってからはなかなかレギュラー番組につかせてもらえなくて
(乳飲み子ともう一人保育園児がいたら当たり前だけど)
ちょっと焦った時期もありました。
たまに代打でニュースに入ると(産休中に入ってきたキャスターさんに)
「君なかなか上手じゃん。テレビ初めて?」なんて不思議な褒められ方したりして・・・。
一時なんて
「もう君の時代は終わった。波がきていない」とかなんとか言われたりもしたっけなー。
レゾンデートルを作らないとこのままでは居場所がなくなる。
そう思って朗読番組の提案をごりごりしつこく何度も何度も企画書を書いて
3年越しでやっとのことで番組までこぎつけて、
でも予算がないから翻訳者さんとか効果さんとかには拝み倒して安く引き受けてもらって
一番シンプルな形の「一人語り」英語朗読ラジオ番組が誕生。
予算がないから(笑)著作権の切れた日本の短編小説を自分で選んで
自分で演出して自分で読んで、番組にしました。
聞いてくれる人がいるのかどうかもわからないまま
3年間、40話ほど、読みました。
ある時、およびがかかって某学校で講演をした際、
「ラジオで朗読聞いて泣きました」と言ってくれた人に出会い、
こっちが号泣。(笑)
嬉しかったなー。
それからインタビューリポーターやって
朗読やニュースの代打やって311を経て
2年前からデイリーニュース。
特番、選挙報道・・・たまに朗読、時々インタビュー。
いつかお会いしたいと思っていた方にお話を伺うという夢も叶いました。
22年も働いてると、書ききれない程いろんなことをやってきたんだなーと
しみじみ、本当にしみじみ、思います。
ありがたい。
こんな体験めったにできない。
そうこうしつつも上手くいかなくて、
劣等感につぶされそうになったりする毎日もあって
昨日の放送にたどり着いたってわけです。
昨日の放送が完成形とか集大成とかといえるものでは
決してないんだけれど、
「たどり着いた」というコトバが妙にしっくりくるんだなー。
GOAL!
てなわけで、
次なるチャプターが始まります。
ちょっとわくわくしている自分がいます。
OSECHIを作ろうとした35歳の頃から10年近く。(そうよ今年45よ!)
あの時ほどの勢いとかパワーはさすがにないけど
その分経験積んできたし、迷いもない。
余分なものがそぎ落ちた、そんな気がする位
身も心も軽くなった、そんな感じがしています。
おおお、もしや「不惑の境地」なるものが
これなのかしらん?(5年遅れでようやく到達)。
まずは今週。
焦らず一歩ずつ、
やるべきことをやっていきます。
いざ!
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